16世紀後半、レガスピの時代に舗装されたフィリピン最古の通り(street)。
探検家コロンブスに因んで名付けられたとされています。

このコロン通りが、セブシティを南北に貫くセブの大動脈「オスメニャ大通り(Osmena Blvd)」と交差する辺りが、古くからのこの町の中心地で、ダウンタウンと呼ばれるエリアです。

コロン通りの周辺には、庶民的なお店やレストラン、映画館などが立ち並び、いかにもフィリピンらしい雰囲気の繁華街。地元の人が洋服や食べ物を気軽に調達する場所でもあり、人がたくさん集まります。

南に行けば「カルボン・マーケット」。
東に行けばサント・ニーニョ教会、マゼラン・クロス、サンペドロ要塞。
このエリアには、スペイン統治時代の建築物など見所が集まっています。

人が集まる場所に多い犯罪といえば、スリ。
コロン通りで最も多い被害の一つです。
犯罪被害に遭わないよう常に気をつけるのが、コロン通りを楽しむポイント。

犯罪被害に遭わないためには、
・できれば複数で行動する
・できればフィリピン人同伴で訪れる
・子供にも注意を払う(子供を使った犯罪もあります)
・派手な格好を避け、動きやすい服装で
・アクセサリーは身に着けない
・取られてしまったら、無闇に深追いはしない
等の予防策が必要です。
無防備で不用心にしていると、犯罪に巻き込まれやすくなります。コロン通りの良さを楽しめるように、用心するのがおすすめです。


<交通> コロン・オベリスク〜サント・ニーニョ教会あたりまで
<入場> 無料


フィリピン最古の都市・セブには、その歴史を物語る建物や史跡が他にも多数存在しています。
教会、要塞、ストリート・・セブの歴史を訪ねて、のんびり歩いてみませんか?