スペイン統治時代に造られた、フィリピン最古といわれる要塞。
セブ港に隣接しています。

三角形をした小さな建造物で、現在は公園として公開されています。
屋上にはブーゲンビリアなどの花が美しく咲き、広場には芝生が広がってピクニックも楽しめますが、砦に備え付けられた大砲は統治時代を偲ばせます。

この要塞は、外敵の侵入を防ぐためスペインの初代提督レガスピによって1565年に建設が始まり、木造から石造りに作り替えられるなどして、1738年に完成しました。

18世紀にはスペイン統治に反発するイスラムの海賊に対する防御の役割も果たしましたが、1898年にはフィリピン革命軍が接収。その後、アメリカ統治時代にはアメリカ軍が弊社として、日本軍占領下では捕虜収容所として利用されるなどしました。

フィリピンの歴史を象徴する建造物です。

1階には売店があり、ちょっとした休憩もできます。


<交通> マゼラン・クロスから徒歩で約10分、独立広場(Plaza Independencia)内。
<入場> 30P


フィリピン最古の都市・セブには、その歴史を物語る建物や史跡が他にも多数存在しています。
教会、要塞、ストリート・・セブの歴史を訪ねて、のんびり歩いてみませんか?