ピンク色の体色ともじゃもじゃの毛が特徴

分布 インドネシア、フィリピン海域
科目・種類 コシオリエビ科ヒヅメコシオリエビ属
色、形、大きさ 約1cm程度

体長1cmほど。サクラコシオリエビとも呼ばれます。体はあざやかなピンク色や紫色をしていて、細い毛がたくさんもじゃもじゃと生えています。ピンクスクワットロブスターはエビやカニと同じ十脚甲殻類になります。一見、カニのように見えますが、ロブスターという名前からもわかるように、エビの仲間です。ヒヅメコシオリエビによく似ていますが、ヒヅメコシオリエビは体色が白色をしていることから区別ができます。

大きなスリバチカイメンを住処にしていて、ヒダの奥や外側のヒダの日陰側の部分を探すと見られます。スリバチカイメンは海綿動物で、スリバチの言葉通り、壺状の形をしています。セブ島では直径が1mにも達するスリバチカイメンがたくさんあり、印象的な光景となっています。スリバチカイメンを見つけたら、ピンクで毛がもじゃもじゃしているピンクスクワットロブスターを探してみましょう。