サポジラ

樹皮はチクルと呼ばれるチューインガムの原料が含まれ、「チューインガムノキ」の和名をもつ

サポジラ

原産地 メキシコ
科目・種類 アカテツ科サポジラ属
色、形、大きさ 10cm前後、果肉は茶色、あるいは浅黄色。

フィリピンがスペインの統治下だった頃に入ってきたといわれるサポジラは、やはりセブでもポピュラーなフルーツ。現地ではチコ(Chico)と呼ばれるそうです。チューインガムの原料「チクル」はこのサポジラの樹皮から採れる、乳白色の粘性をもった液体です。

果実はまるでジャガイモのような外見ですが、薄い果皮に覆われた果肉はとても柔らかく、石細胞を含んでいるので洋梨のようにザラザラしています。甘味がすごく強く、干し柿に似た味がします。甘みと食感から、黒砂糖を食べているような感覚と評されることも。柿の仲間ではないものの、味だけではなく扁平な種子の形、ビタミン、ミネラル、タンニン、ポリフェノールが豊富なところなど、共通点が多くあります。そのためか「メキシコガキ」などと言われることもあるようです。

日本ではかろうじて沖縄あたりで見られる程度ですが、苗や種子はまれに売っているので、栽培して食べられるチャンスはありそうですよ。