さまざまなクマノミと共生するシライトイソギンチャク

分布四国以南~西部太平洋
科目・種類Endomyaria目ハタゴイソギンチャク科
色、形、大きさクリーム色、ピンクなど。触手が短いタイプは最大20cmほど、触手が長いタイプは最大40cmほど

各種クマノミとの共生でもよく知られるシライトイソギンチャク。触手が短いタイプは浅場に生息し、触手が長いタイプも含め、自然界では太陽光を浴びて暮らしています。それは口から捕食するだけでなく、体内の褐虫藻が光合成したエネルギーによって生きているからです。ですから、ダイビングでも太陽光がしっかり届いている海中で見ることができます。

イソギンチャクと各種クマノミは相性があり、シライトイソギンチャクはカクレクマノミ、クラウン・アネモネ、クマノミ、ハナビラクマノミ、などと共生しやすいとされています。クマノミたちがシライトイソギンチャクと戯れる光景はなんとも愛らしく、見ていると心癒されます。シライトイソギンチャクは触手全体がクリーム色やピンク、グリーンのものや、触手の先端が紫色をしている個体もいます。