金魚のような色合いの性転換する魚

分布紅海を含むインド洋、太平洋域。日本では南日本
科目・種類スズキ目ハタ科ナガハナダイ属
色、形、大きさ体色はオレンジ、側扁型、雌は最大7cm、雄は最大15cm

金魚のような色をしていることからキンギョハナダイと名前を付けられています。英語でも「Sea goldie」と呼ばれています。太平洋からインド洋にかけての暖かい海に生息し、岩礁・サンゴ礁によく見られます。

キンギョハナダイの特徴としてよく知られているのが、性転換をするということです。生まれた時は全ての個体が雌として生を受けますが、途中で雄に性転換をする個体が現れます。雄になる割合は5匹から10匹のうち1匹。雄の方が少なく、雄はハーレムを形成します。雌は体長7cmほど、体色は黄味が強いオレンジ。雄は体長15cmほど大きくなり、体色は赤味が強くなります。

セブ島周辺ではキンギョハナダイの南方種(緑・黄)などを見ることができるので、是非とも見たい魚です。