緑色と黄色の果肉が一般的な、日本でもおなじみのキウイフルーツ。追熟することで甘みが出て美味しくなる

原産地 中国
科目・種類 マタタビ科マタタビ属
色、形、大きさ 直径5〜6cmくらいで、果皮は茶色。緑色の果肉をはじめとして黄色、赤みを帯びた果肉の種もある。

日本で売られているキウイフルーツといえばニュージーランド産がポピュラーなイメージですが、産出国の上位はイタリア・中国で、意外にもニュージーランドは世界3位。一般的なグリーンキウイ(ヘイワード種)は甘みと酸味の絶妙なバランス、ゴマのようなつぶつぶとした種子や果肉の舌触りが楽しめます。最近では品種改良も進み、さらに甘みが強い黄色い果肉のゴールドキウイ(ホート16A種)も人気の品種となっています。

ヘイワード種の果皮は茶色の毛のようなもので覆われてざらざらしているため、似たような形の鳥「キウイ」から名がついたとされていますが、もともとはマタタビ科の仲間。苗にも雄雌があるため、栽培の際には両方を植えないと果実ができません。ツルをはわせ、ぶら下がるようにして結実するのが特徴です。食べ方もさまざまな応用がききますが、豊富に含まれたビタミンCを効果的に摂るなら、サラダやスムージーなどの生食がおすすめです。