オビテンスモドキ

幼魚は海藻に擬態し、ヒラヒラと泳ぐ姿が可愛らしい

オビテンスモドキ

分布 伊豆半島以南の太平洋、インド洋、紅海に分布
科目・種類 スズキ目ベラ科
色、形、大きさ 体型は側扁。成魚は全長約25cmほど

サンゴ礁の砂と小石が混じり合う砂礫底や藻場に生息しています。幼魚と成魚では体色や模様に加えて、背鰭、尾鰭、胸鰭などの形も大きく変化する魚です。幼魚は背鰭、尾鰭、胸鰭が細長い棘のような形態で、特に背鰭の前方が長くなっています。

幼魚はサンゴ礁の砂礫底を細長い鰭をヒラヒラさせ、まるで海藻のように揺れながら移動しますが、これは海藻に擬態していると言われています。幼魚の頭部や体には白い模様があります。

成魚になると背鰭や尾鰭も帯状になり、前方の棘はツノのように残ります。体には幼魚よりも多くの白色の班点が見られるようになります。成魚はあまり知られていませんが、食用になり食べられます。水分が多い白身で、熱を通しても身が硬くならないのでソテーなどにすると美味。ヒラヒラと泳ぐ幼魚は観賞魚として人気です。