パンノキ

ふかふかしたパンの食感と香りを持つと言われるが、実際は無味に近いあっさりとした味

パンノキ

原産地 ポリネシア
科目・種類 クワ科パンノキ属
色、形、大きさ 直径10〜30cmくらいで、果皮は黄〜黄褐色。

雌雄で違う花をつけ、種子があるタネパンノキと、種子のないタネナシパンノキに大きく分けられます。ドリアンほどトゲはありませんが、多少果皮はボコボコしています。葉が大きく茂るので、熱帯地方では日よけの街路樹として親しまれています。果実は英語で”breadfruit tree”などと訳されるほど「パン」の味がしそうな印象の名前がついていますし、その上でんぷん質も多く含まれていますが、実際はそれほどパンの味や食感はなく、むしろサツマイモのよう。現地の人々の食べ方は葉で包んで蒸し焼きにしたり、薄く切って焼いたりするのが一般的です。

一方で、フィリピンのミンダナオ島やボルネオ島周辺だけで食すことのできる「マラン」(ニオイパンノキ)は、ドリアンほどではないものの独特の香りを放ちます。しかし、中に放射状に並んでいる親指大の白い果肉部分は、甘みが強くておいしいとのこと。日持ちがしないので、現地でしか食べられない幻のフルーツです。