オレンジと白のしましま模様

分布インド〜太平洋西部
科目・種類ウナギ目アナゴ科シンジュアナゴ属
色、形、大きさ円筒形、オレンジと白のしましま、体長40cm程度にまで成長

インド西太平洋西部の熱帯域に広く分布し、フィリピンにも生息しているニシキアナゴ。体は細長く体色はオレンジと白のしましま模様、大きな目はくりくりしていて、とても愛らしい姿をしています。チンアナゴと見た目が似ていますが、チンアナゴは水玉模様、ニシキアナゴはしましま模様と覚えるとよいでしょう。

平均して水深約30mほどの砂地に生息しています。ニシキアナゴは潮の流れのよい砂底に群れで生息し、流れてくるプランクトンを食べています。ですから、潮の流れに合わせて体の向きを変える動作を行います。寿命はおおよそ3〜6年とされています。普段、砂の中に体を潜め、頭と体の上の方ごく一部を砂から突き出していますが、ダイバーや大きな魚が近づくとすぐに頭まで砂に引っ込めてしまいます。