黄色と黒の鮮やかなコントラスト、規則性のある柄が美しい

分布 太平洋~インド洋・紅海に生息。生息域が広い。
科目・種類 チョウチョウウオ科チョウチョウウオ属
色、形、大きさ 全長約18cm。白色地に黄色い縁取り、黒の縞で構成。

チョウチョウウオの仲間は、少しの柄の違いでたくさんの種類がいるのが特徴です。アケボノチョウチョウウオのざっくりとした見分け方としては、

  1. 体側の背びれに沿って黒い大きな斑点があり、そこから斜め前に黒い縞が走っていること
  2. 腹びれをはじめとして、背びれ、頭部が黄色
  3. 幼魚は尾の付け根に黒点がある

などが挙げられます。黄色い部分・黒縞の走り方・黒点の入り方などの微妙な位置関係を理解すれば、チョウチョウウオの種類が見分けられるようになるかも!?

普段は藻やサンゴのポリプを好んで食べますが、雑食といわれています。セブ島周辺だけではなく、日本でも暖かい地域の海に生息しているため、観賞魚としてもポピュラー。ただし、日本に生息しているものは体長は5cmぐらいとやや小さめです。チョウチョウウオの中でも飼育の初心者向けとして販売されており、比較的丈夫でカラフル、他の種と混泳させることも可能なので人気です。