1521年にマジェランが訪れたときに立てた十字架。
天井画も必見です。

セブ島セブシティ内にある、小さな八角堂の中に納められた木製の大きな十字架です。

サント・ニーニョ教会の南側にあり、周囲は公園になっています。
正面はセブシティの市庁舎(City Hall)。
セブの当時の有力者フマボン王と約400人の臣下たちがフィリピンで最初に洗礼を受けたとされる場所でもあります。

この十字架は、1521年にマゼランがフィリピンに初めて上陸した際に作られたと言われています。

万病に効くとして、昔から十字架を削って持ち帰ってしまう人が絶えず、十字架の全壊を防ぐために保護対策が施されました。
現在十字架は、1834年に施された木製のカバーで覆われています。

十字架を覆う八角形のお堂は、1984年に建てられたもの。
天井には当時の洗礼の様子が描かれており、こちらも必見です。


<交通> マクタン・セブ空港から車で30分ほど。
<入場> 無料


フィリピン最古の都市・セブには、その歴史を物語る建物や史跡が他にも多数存在しています。
教会、要塞、ストリート・・セブの歴史を訪ねて、のんびり歩いてみませんか?